高血圧治療ガイドライン2019
日本高血圧学会は4/19日、高血圧治療ガイドライン2019を発表した。
合併症のない75才未満の成人の降圧目標を
収縮期血圧を130mmHg未満
拡張期血圧を80mmHg未満
とし、前回より両方ともに10mmHg引き下げた。
75才以上は最高血圧を
150mmHg未満から140mmHg未満に引き下げたが
拡張期血圧は90mmHg未満のまま維持した。
以上は降圧目標であり、高血圧基準値の
140mmHg未満/90mmHg未満は変更されなかった。
収縮期血圧の基準値を10下げると患者が24%増える。
国内の高血圧症の患者数は約4300万人なので1000万人以上も
増えることになる。
高血圧治療ガイドライン2019関連ページ
- 血圧とは
- 収縮期血圧,拡張期血圧,最大血圧 ,最低血圧 の説明
- 血圧正常値
- 正常血圧高値で血圧を下げる生活改善をしましょう
- 血圧数値と薬開始
- 血圧数値と薬開始時期は高血圧分類と危険因子に より決まります
- 高血圧治療ガイドライン2014
- 高血圧治療ガイドライン2014の変更点