いも類 高血圧
いも類と高血圧の関係についてですが、いも類は、さつまいも、ジャガイモ
里芋、やつがしら、ながいもなどがあります。
南米のエクアドルのビルカバンバは世界的長寿で有名です。
ここの人達はイモとトウモロコシが主食で、小さいジャガイモもよく食べます。
日本の長寿地域の山梨のゆずり原では、里芋や小粒のジャガイモをよく食べてきました。
平均寿命の長い沖縄ではさつまいもをよく食べてきました。
このように長寿の地域をみると、いも類をよくとっています。
いも類をよく食べる長寿地域は高血圧が少ないことがわかっています。
いも類と言えばすぐに食物繊維を思いうかべますが、カリウムも多く含んでいます。
カリウムと食物繊維は高血圧によい、食べ物としてすすめられています。
カリウムは余分なナトリウムを尿中に排泄させます。
食物繊維は腸内の余分なナトリウムをつつみこんで便として排泄します。
いも類は、いも類に含まれるカリウムと食物繊維の相乗効果でナトリウムの害を防いで
高血圧の予防に良い食品です。
いも類の中でも低カロリ―でカリウムが多いのが、里芋です。
里芋のぬるぬるには、ガラクタンやムチンなどの食物繊維が含まれていて、便秘などにもよいです。